INFOMATION
みのり通信2022年5月号
INFOMATION2022.05.01
院長より
さわやかな新緑の季節になりました。
新１年生が元気に通学する姿を見ると元気が出ます。
でも、コロナで学級閉鎖になったり、自宅待機になったりとまだ安心できない日々が続きそうですね。
子供たちも学校でほとんどの時間をマスク着用で過ごすため、相手の表情が分からずどこかよそよそしいようだとある保護者がおっしゃっていました。
コロナ禍が始まって３年目。
オンライン授業やテレワークなど、社会は大きく変わりました。
コロナが収束するのがいつになるのか分かりませんが、完全に元の生活に戻ることはないと思います。
若い方のような柔軟性と理解力はありませんが、これから変化していく世の中に対応できるよう努力していこうと思います。
さて、コロナ禍以前は待合室でお下がり募金をしていました。
我が家の子供たちの（女の子のものだけですが）のお下がりの洋服やおもちゃ、未使用の文房具などを必要な方に持って行っていただいておりました。
郵便局からいただいた貯金箱を置き、多い時は１年で２万円以上になることもあり、全て日赤に募金していました。
２年間感染防止の観点から中止していましたが、母が亡くなり、少しずつ家の整理をしていると未使用のものもたくさん出てきたため、再開することにしました。
毛糸や布などは図工や家庭科で使えるものもあるかもしれません。
子供はすぐに大きくなるので、洋服もサイズが合えばお使いください。
洋服は全て洗濯してあります。
文具などは未使用のものが多いです。
感染予防という点で躊躇しましたが（気になる方は触らないでくださいね）、お役に立ちそうなものがあればお持ちください。
ところで、４月に小学生の男の子が転校しました。
矯正治療の途中でしたので、次の先生への紹介状とデータをお渡ししました。
最後の受診日にご本人とお母様からお手紙をいただきました。
かわいいお手紙に皆大感激！最後までかみ合わせを見届けることができなかったことは残念ですが、素敵な思い出となりました。
開業して２０年。
患者様から２０周年のお祝いにと手作りの素敵なお品をいただきました。
今までたくさんの患者様との出会いがありました。
まだまだ学ぶことが多く、歩みを止めることはできそうにありません。
もしかしたら８０歳過ぎても杖を突いて診療室をうろうろしているかもしれない、とスタッフと笑いながら話したことでした。
健康お役立ち情報
先月食品添加物について書きました。意外と反響が大きかったので、続編です。
私たちが毎日摂っている調味料についてお知らせします。
毎日使わない日はない醬油やだし。
お店でどのような商品を購入していますか？
商品の裏面に何を使っているかが書いてあります。
醤油にもいろいろあって、砂糖やブドウ糖果糖液糖（これはよくないです）、アミノ酸（化学調味料）などを加えてあるものがあります。
できるだけ大豆と塩のシンプルなものを選びましょう。
味噌汁や煮物をするときに使う「だし」はどうでしょうか。
顆粒のだしは便利ですが、たくさんの添加物が含まれています。
めんつゆも同様のものが多いです。
化学調味料が含まれていると味がまろやかになり、とてもおいしく感じ、食品本来の味では物足りなくなります。
パックに入っただしは少々値段が高くてよさそうに思われますが、このような商品にも化学調味料が入っているものが多いです。
「アミノ酸」、「タンパク加水分解物」等の記載があるものはできれば避けましょう。
本来は写真のように鰹節や昆布などのシンプルなものがよいです。我が家では「八方だし」を作ります。
濃い口しょうゆ３カップ、酒１カップ、みりん１カップ、かつお節２カップ、出し昆布10センチ１枚、干しシイタケ３～４枚を用意します（材料は大雑把でよいです）。
これらを鍋に入れ３０分ほどおいた後に火にかけ、ひと煮立ちさせ、弱火で３分くらい煮てこします。
醤油瓶などに入れておくと常温で保存できます。
こした残りはだしパックなどに入れて煮物などに使うことができます。
材料さえあれば鍋にかけている間に掃除機をかけたり、洗濯ができます。
醤油瓶１本作れば当分使えますので、ぜひ作ってみてください。
体は食べたもので作られます。毎日口にするものを見極める目を持ちましょう。
忙しい現代社会ですが、自分や家族の健康をもまるためにほんの少し工夫してみてはいかがでしょうか。