INFOMATION
みのり通信2019年12月号
INFOMATION2019.12.01
今年もいよいよ残り少なくなりました。1年があっという間に過ぎてしまいますね。5月に「平成」から「令和」と元号が変わり、新しい時代が幕を開けました。天皇皇后両陛下のパレードも素敵でした。一方で自然災害の多い年でもありました。
佐賀県でも豪雨や台風による被害がありました。塩害で農作物が不作となり、街路樹の葉がちりちりになっていました。我が家の庭に紫陽花が数本あります。10月につぼみをつけ、11月半ばに小さな花が咲き、びっくりしました。塩害で葉が枯れたので、季節を勘違いしたのでしょうか?地球温暖化の影響が心配ですが、来年は穏やかな年であることを祈っています。
11月にスタッフが出産しました。「先生、抱っこしてください」と言われ、久々の新生児をこわごわ抱かせてもらいました。もはや孫を抱いている気分でした。今は出産しても多くの女性が働く時代となりました。彼女も1年以内に職場復帰したいそうです。医療現場は女性の職場です。今までも出産したスタッフは皆育児休暇を取りました。今後も働きやすい職場を作っていきたいと思います。
ところで、待合室に置いている「ご自由にお取りください」コーナーに患者様からの寄付もいただくようになりました。
お洋服や文具など傷んでいないもの、未使用のものなど捨ててしまうのはもったいないです。私も子供の制服など、お下がりをいただきとても助かりました。募金用の貯金箱にいただいたお志は日赤に寄付させていただきます。
受付に飾っている折り紙と刺繡のクリスマスツリー、患者様からいただきました。
手作りの心のこもった素敵なツリーです。ありがとうございました。
それから、診察券が変わったことをご存知でしょうか。今まで紙の診察券を使っていましたが、色があせたりするのでプラスチックに変えました。ほぼ受付スタッフに丸投げしましたが、忙しい業務の間にいろいろ考えてくれました。「先生、これでどうでしょう?」と最終デザインを見せてもらったときは、思わず「素敵!」と言ってしまいました。
小さなことでもスタッフと協力して形ができ上ることは楽しいです。 「今年は○○をやろう」と年始に誓いを立てても、1年が終わってみればほんの少ししか達成できないということを繰り返してきましたが、来年はハードルを下げて物事に取り組んでいきたいと思っています。時代の動きがますます早くなり、デジタルが苦手な私はついて行くのが大変ですが、来年も皆様の健康にお役に立てるよう努力してまいります。
健康お役立ち情報
今年はインフルエンザの流行が例年よりも早いそうです。受験生を抱えるご家庭は子供さんがインフルエンザにかからないよう細心の注意を払っていることでしょう。インフルエンザの予防にビタミンDが有効だということをご存知ですか?
日照時間が短くなる秋から冬の季節や日光に当たらない生活をしている人ビタミンDが不足しがちです。今回は「ビタミンDの重要性」についてご紹介します。
こんなお悩みに役立ちます
健康の維持・増進のためには血清ビタミンD[25(OH)D]濃度は50ng/mL以上必要だと言われています。けれども、当院で歯周病の中等度以上の患者様の採血を行ったところ全員30ng/mL以下でした。歯磨きも大切ですが、骨を強くし、免疫力を上げるために必要な栄養素も必要です。適度な日光浴を行い、積極的にビタミンDを摂取しましょう。(ちなみに私は花粉症がほとんど気にならない程度まで改善しました)