INFOMATION
みのり通信2020年2月号
INFOMATION2020.02.01
院長より
新しい年ももう２ヶ月目に入ります。
今年のお正月はとてもお天気が良く穏やかでしたね。
1ヶ月前の話になりますが、大晦日には除夜の鐘を撞きに近くのお寺に行きました。
神埼とい吉野ケ里の境にある「東妙寺」というお寺です。
１０８人を超えても並んでいる人全員に鐘を撞かせてくれます。
焚火で暖を取りながらゆく年くる年に思いを馳せます。
子どもたちが受験生の時は、「合格しますように！」と気合いを入れて綱を引いたものです。
元旦の朝は少し早起きをして田手川の土手で初日の出を拝みました。
お天気が良かったのできれいな御来光を見ることができました。
今年は暖冬で過ごしやすいのはありがたいのですが、猛暑や洪水などの自然災害に見舞われないことを祈っています。
（ちなみに１２月ニュースレターに載せた我が家の庭に咲いていた紫陽花はお正月まで健在でした。）
１月は私の誕生日にスタッフからお花をもらいました。体力・知力とも衰えてきてはいますが、あと１０年は頑張りたいと思います。
けれども複数の学会や研究会から送られてくる資料が山積みされている状態です。
インターネットで配信される動画もなかなか見る余裕がありません。
今年は勉強に当てる時間を作りたいと思っています。
１月１１日には知人から「お口の大切さ」について話をしてほしいと頼まれて博多で講演をしてきました。
皆さんとても熱心にメモを取りながら聞いて下さいました。
複数のサテライト会場からの質問もあり、健康に関する意識の高さを感じました。
当院の患者様は治療終了後もメンテナンスに通って下さる方がとても多いのですが、世間ではまだまだ「痛くなった時だけ」歯科医院に行く方が多いという状況です。
超高齢化社会となり、「食べることが生きること」に直結します。
ぜひお口の健康を守って生活の質を高く維持していただきたいものです。
ところで、１月１８日にコンサートに行ってきました。
佐賀県を代表する声楽家の松本康夫さんの「冬の旅」全曲演奏でした。
ピアノ伴奏をされた松藤先生（熱心にメンテナンスに通って下さっています）からチケットをいただきました。
浪漫座のクラシカルな雰囲気の中、とても素敵な演奏会でした。
時には心の栄養も必要だな、と思ったことでした。
さて、２月は当院の開業月です。
２００２年２月２日に開業して、今年で１８年目に入ります。
開業当初から通って下さっている方々とも長いお付き合いになりました。
「お互い年を取りましたね」とお話することも増えてきました。
他の臓器と異なり、口腔は見える領域です。
歯牙のみならず口腔粘膜や唾液、咀嚼筋の状態などから患者様の背景にある食生活をはじめとする生活習慣を類推し、的確なアドバイスを行うことができるよう今後も研鑽を積んでまいります。