INFOMATION
みのり通信2026年3月号
INFOMATION2026.03.01
院長より
先月のニュースレターにも書きましたが、2月2日に当院は開院しました。
毎年スタッフが開院日にお花をプレゼントしてくれます。
今年で24年目に入ります。
昔から来て下さる患者さんと、「お互い年を取りましたね」という会話を交わすこともしばしばです。
私が免許を取った頃と比べると疾患の治療から予防へとシフトしています。
予防歯科とは定期的に歯のクリーニングをすること、という認識の方が多いでしょう。
でも、歯や歯周組織を支える栄養素にも目を向けるといろいろなアドバイスを行うことができます。
15年ほど前から分子栄養学を学び続け(いまだ途上ですが)、お口を通していろいろなことが分かってきました。
歯肉や頬粘膜、舌の状態からいろいろなことが分かります。
所属している日本栄養精神医学研究会の認定医と指導医に私と娘が、認定施設に当院が登録されました。
7月には学会で発表するよう会長から言われて、昨年から論文を書いています。
体や心の不調が意外と「食」に関係しているかもしれません。
当院では血液検査や骨密度測定、体組成測定、糖化度測定なども行っています。
病気にならないよう体を整えることが一番大切です。
気になることがありましたら、いつでもご相談ください。
話は変わりますが、以前のニュースレターで骨折後にお腹ポッコリになったことを書きました。
ピラティスを習い始めて、呼吸や姿勢を意識するようになりました。
年をとっても歩ける体にしておかなければ、とひしひしと感じています。
7月の学会までに元の体形に戻すことがまず第1の目標です(笑)。
ところで私は偏頭痛があり、月に1~2回ほどリハビリのために通院している内科では必ず血圧測定を行います。
歯科治療では痛みを伴う処置が多いです。高血圧や糖尿病の方、ご高齢の方も多く、麻酔時には特に気を遣うことが増えてきました。
チェアサイドで血圧を測ることもありますが、手首で測る血圧計は数値が高めに出るため、できれば受付にある血圧計で測ってから治療を行いたいと思います。
血圧を測ったら紙が出てきますので、それを受付にお渡しいただけるとありがたいです。
皆様のご協力をお願いいたします。
風邪や疲れに負けない体を作る!
家族の健康を守るために
2月5日、赤松小学校の新一年生の保護者の方を対象に、歯科に関わるお話をしてきました。
近年、子どもたちの虫歯は減少していますが、その一方で、かみ合わせが悪い子やお口の機能が十分に育っていない子、発達支援が必要な子が増えていると感じています。
今回は、こうした変化と「食」との密接な関係についてお話ししました。
興味深い資料があります。
コンビニエンスストアは1990年頃から急増しています。
出典:ガベージニュース(https://garbagenews.net/archives/2392411.html)
それに伴い、通級による指導を受けている児童生徒の数も右肩上がりに増えています。
出典:文部科学省HP(https://www.mext.go.jp)
その内訳を見ると、注意欠陥障害、学習障害、自閉症が大きく増加しています。(参考:文部科学省(令和5年度 通級による指導実施状況調査))
また、子どもへの虐待が増えているという、看過できない報告もあります。
虐待による死亡事例は年間50件を超え、1週間に1人の子どもが命を落としているとされています。
さらに、死亡した子どもの主な加害者が母親であるという現実も報告されています。(参考:こども家庭庁(令和4年度 児童相談所における児童虐待相談対応件数))
これらは何を示しているのでしょうか。
背景の一つとして挙げられるのが「超加工食品」の増加です。
袋を開ければそのまま食べられるジャンクフードやレトルト食品、冷凍食品、総菜などには、多くの食品添加物が含まれています。
実際に、市販のお弁当には驚くほど多くの添加物が使われています。
講演資料のために購入したインスタント食品「カップ飯」にも、多数の添加物が含まれていました。
ヨーロッパでは、食品添加物に対して厳しい姿勢が取られています。
一部の合成着色料については「この食品を食べると子どもの活動や注意力に悪影響を与える可能性があります」という注意表示が義務化されています。
一方、日本では同様の表示義務はありません。
朝は菓子パン、間食にスナック菓子、夕食はレトルトや冷凍食品が中心の食生活が続くと、ビタミンやミネラルが不足し、心身の不調につながることがあります。
イライラしやすくなり、感情のコントロールが難しくなる背景に、食事内容が影響している可能性も考えられます。
ご家庭には着色料や保存料はありません。
買い物の際には原材料表示を確認し、原材料以外の表示が多い食品は控えることも一つの工夫です。
家族の健康を守るために、素材の味を大切にした、シンプルな食事を心がけてみてはいかがでしょうか。
編集後記
先月はオリンピックで盛り上がりましたね。
冬季種目でも日本人の活躍が目立ちました。
娘は大学時代スキー部に所属し、スノーボードをやっていたため、深夜までテレビにくぎ付けでした。
平野歩夢選手は骨折して腰の痛みと足の感覚がない、と言っていましたが、新しい技も披露していました。
昨年私は胸椎を骨折して、座っているだけでもつらかったのに、8メートルの高さを飛び、着地するときの衝撃はいかばかりかと思うと、その精神力に圧倒されます。
フィギュアスケートも素晴らしかったですね。
スポーツは怪我と隣り合わせです。
世界のトップに立つということがどれほど大変であることか。
様々な種目をテレビで見て、感動し、元気をもらいいました。




