INFOMATION
みのり通信2026年2月号
INFOMATION2026.01.29
院長より
今年の冬は暖冬と言われていましたが、春のように暖かい日と雪がちらつく日があり、その温度差のために体調管理が難しいですね。
今年の大寒は1月20日でしたが、全国的にとても寒く、大雪が降った地域もありました。
日本国内で観測史上最も低い気温が更新されたのもこの「大寒」の期間です。
1902年1月25日、北海道旭川市ではマイナス41.0℃を記録したそうです。
夏場は熱中症の予防について様々な情報が出されますが、多くの疫学研究では「低体温症」での死亡の方が「熱中症」での死亡より多いとされています。
屋外で過ごす時はもちろん、屋内で過ごす際にも寒さに十分な注意が必要です。
部屋によって温度差が大きくなるほど、急激な温度変化によって脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす「ヒートショック」が発生しやすくなります。
室温は家中どこでも18度以上、部屋の温度差が10度以内であるようにしましょう。
脱衣場に小型暖房器を置いたり、入浴前にコップ1杯の水を飲むことも有効です。光熱費が気になりますが、そこはちょっと目をつぶりましょう。
さて、昨年骨折し、よろよろと仕事をしている母親を見かねて、長女がアルバイト先のクリニックを休んで毎日手伝ってくれ、1月から正式に常勤で働くようになりました。
スタッフから1月の娘の誕生日に花束を貰うという嬉しいサプライズがありました。
娘よりも年上のスタッフが多いのですが、皆優しくしてくれるのでありがたいです。
私も誕生日に恒例のアレンジメントを貰いました。スタッフの心遣いに感謝です。
2月は待合室などの内装工事を行います。そして、ユニットを3台入れ替えます。
まだ使えるのですが、時々不具合も生じてきているところへ、メーカーから値上げの通知があったので新しいものを購入することにしました。
今までのものよりもクッションが柔らかく座り心地がよいです。
また借金を抱えますが、返済が終わるまでは気を緩めることができないので私のようなルーズな人間にはよいのかもしれません。
工事等に伴い、診療時間を調整する日がありますのでご了承ください。
2月2日に開業して24年目になります。
毎年ニュースレターに書きますが、「みのり」は治療の結果が実って患者様が健康になるように、そして患者様との信頼関係が実るように、「診療所」は赤ひげ診療所のように心のこもった診療ができるように、という願いで名付けました。
今年も患者様から沢山の年賀状をいただきました。
自分の想いが少しずつ形になってきたような気がします。
久留米大学では口腔外科に所属していたため、手術が多い職場でした。
医局ではかなり嚙み合わせの勉強もしましたが、この10数年は栄養関係を主に学んでいます。
私が所属する「日本栄養精神医学会」の奥平会長は「食」という文字は、「人」を「良く」すると書きます、とおっしゃいます。
食べるものが体を作ります。
食べることができる口を守ると同時に、今後は食に関する知識も患者様にお伝えしたいと思います。
食事、運動、睡眠を整えることでかなり生活習慣病のリスクを減らすことができます。
食事と深くかかわる歯科医院だからこそアドバイスができるのです。
虫歯を治して終わり、歯石を取ることだけがメンテナンスではありません。
今年は院内にある様々な検査機器、血液検査などをきちんと体系づけて皆様のお役に立ちたいと思います。
風邪や疲れに負けない体を作る!
この時期に増える体調不良の正体
「毎年この時期に体調を崩しやすい」「風邪が長引きやすい」あるいは「しっかり休んだつもりなのに、体が重たい」。こうした不調を感じている方も多いのではないでしょうか。
一時的な不調に見えても、体の内側のバランスが崩れているサインであることも少なくありません。その背景には、免疫や回復を支えるための“体の材料不足”が隠れていることがあります。
免疫の最前線は「粘膜」です
免疫の最前線となるのは、鼻や喉、腸などの粘膜です。
外から侵入してくるウイルスや細菌と、最初に向き合う大切な防御ラインです。
これらの粘膜を健やかに保つためには、タンパク質をはじめ、ビタミンA・D、亜鉛といった栄養素が欠かせません。
これらが不足すると、ウイルスの侵入を防ぐ力が弱まり、回復にも時間がかかりやすくなります。
疲れが抜けないのは回復材料不足かもしれません
ストレスに対応する副腎ホルモンの合成には、タンパク質やビタミンC、鉄、亜鉛などが継続的に使われます。これらは一度にまとめて補えるものではなく、
材料が十分にそろっていない状態では、睡眠時間を確保しても回復が追いつかず、慢性的な疲れとして残りやすくなります。
大切なのは、「どれだけ休んだか」ではなく、「回復に必要な材料がそろっているか」という視点です。
白血球は骨の中で作られています
ウイルスと戦う白血球は、骨の中にある骨髄で作られています。
つまり、免疫力は血液だけでなく、骨の健康とも深く関係しています。
そのため、免疫を支えるには栄養補給だけでなく、骨に適度な刺激を与える生活習慣も重要になります。
動かない生活が続くと、骨への刺激が減り、免疫の働きにも影響が出やすくなります。
食事と運動の両方で免疫を支えましょう
毎日の食事で体を守る材料を切らさないことが、免疫と回復の土台になります。
加えて、ウォーキングや軽い筋トレなどの無理のない運動は、骨への刺激となり、白血球を生み出す力をやさしくサポートします。
どちらか一方だけではなく、食事と運動の両方がそろって、免疫は本来の力を発揮しやすくなります。
無理をせず、回復できる体づくりを
風邪をひきにくく、ひいても早く回復できる体は、特別なことではなく、日々の積み重ねで作られます。
体に負担をかけ続けるのではなく、回復できる余力を残すことが大切です。
今年は無理に頑張るのではなく、体の仕組みを知り、守る力と回復する力を育てる一年にしてみてはいかがでしょうか。
編集後記
7月に、私が所属している「日本栄養精神医学会」の学術総会が埼玉で開催される予定です。
そこで発表するように会長の奥平先生に言われ、大学を辞めて以来初めて真面目に論文を書きました。
エントリー数が多かったようですが、無事に受理されました。
12月から1月にかけては、通常の仕事に加えて論文の推敲をしなければならず、とても忙しかったですが、医局時代の学会発表を思い出し、なんとか締切に間に合わせることができました。
先月のニュースレターに書きましたが、骨折後ドラム缶のような体形になってしまったので、7月までにウエストを絞るべく運動します!


