みのり通信2021年2月号|佐賀市で歯医者をお探しならみのり歯科診療所へ

みのり歯科診療所

診療時間

TEL:0952-27-8566

平日9:00~13:00/14:00~18:00

土曜9:00~13:00まで

休診日:日曜・祝日・年末年始・学会研修日

みのり通信

みのり通信2021年2月号

みのり通信2021.02.01

みのり通信2021年2月号

休診カレンダー(2月3月)


院長より

先月は大雪が降りましたね。
スリップすると怖いので私は雪の日は運転をしないことにしています。
1月8,9日と主人がチェーンを巻いてクリニックまで送ってくれました。
駐車場も真っ白の雪景色でした。
スタッフが無事に来ることができるかと心配したのですが、皆事故にも合わずに到着したので一安心でした。
転んで怪我でもされたら大変だと思い、ご高齢の患者様には予定変更のお電話をしましたが、数人の方は元気なお顔を見せてくださいました。
診療時間の前に長女が雪だるまを作って玄関の植え込みに飾りました。
自宅は神埼なので、佐賀市よりも西込降雪量が多いです。
姉妹で2つ雪だるまを心作って遊んでいました。
社会人と大学生がはしゃぐ姿にまだまだ子供だなと、思わず微笑んでしまいました。
医院の雪だるま・神埼の雪景色
さて、年明けはたくさんの患者様からお年賀状をいただきました。
暖かいメッセージやご家族の写真入りの葉書をいただきました。
本当にありがとうございます。
お誕生日
このコロナ禍の中でも私たちを信頼して来てくださるということに感謝しています。
東京、大阪、お隣の福岡県でも緊急事態宣言が出され、佐賀県でも日々患者数が上昇しています。
でも、歯科治療やメンテナンスは決して不要不急ではありません。
虫歯や歯周病は放置して置いたら悪化の一途をたどります。
健康な口腔環境を守ることが細菌やウイルスに対しての予防にもつながります。
3密を避けることに加えてお口を清潔にしましょう。
感染予防には細心の注意を払っていますが、女性の患者様が使われるひざ掛けとご高齢の患者様がお使いになる肩当てにも不織布のシートをかぶせることにしました。
不織布のシート
おひとりごとに交換して、消毒室で一枚ずつ除菌スプレーを使って消毒しています。
オゾンの空気清浄機に加えて、室内は24時間換気扇や換気口も付けていますが、換気のために少し窓を開けています。
春が来るまでは少し寒い時もありますが、ご了承ください。
1月に誕生日を迎えました。スタッフから素敵なアレンジメントを貰いました。
老眼が進行して、体力の低下を感じる日々ですが、まだ勉強したいことがたくさんあります。
これからも皆様のお役に立てるよう努力してまいります。

健康お役立ち情報

佐賀県でも新型コロナウイルスの感染者が増えてきました。
いつだれが罹ってもおかしくない状況です。
軽傷であっても倦怠感や麻痺、脱毛などの後遺症が出る場合もあるとのこと。
感染しないためには、どのようにすればよいでしょうか。
口はウイルスや細菌の入り口です。
口腔ケアにより要介護高齢者の発熱·肺炎発生率が低下することは 20年以上前の論文でも明らかになっています。
お口の中に入ったウイルスは、まず舌の上の粘膜細胞に付着します。
その際に口腔内にある細菌が出すたんぱく質分解酵素が、ウイルスの細胞への侵入を促進します。
だからこそ、お口の中を日頃から清潔にしておくことが必要です。
大阪大学の坂井教授は「SARS-CoV-2自体単独では強毒性ではないかもしれないが、重症化因子として口腔細菌が関与している可能性もある。2次性細菌性肺炎を防ぐためにも口腔衛生の徹底が必要」とおっしゃっています。

また、 COVID-19の高齢患者の死亡率が高い理由として、「不顕性誤喋(ふけんせいごえん:気付かないうちに生じる誤喋)をきっかけとして、 2次性細菌性肺炎が重症化したのが原因では」と推測し、今後の検証が必要であると述べておられます。
ちなみに誤喋性肺炎による死亡者数は年間約4万人とされています。
それに新型コロナウイルスの感染が加わったらどうなるでしょうか。

感染症対策として、「手洗い・マスク・密を避ける」とされていますが、そこに「歯磨き」・「うがい」を加えましょう。
そして、図1にあるように、歯周病菌は就寝中に繁殖し、起床時が最も多くなります。
朝食前に歯磨き、舌磨きを心がけましょう。
就寝中の細菌増殖
また、通常のインフルエンザの場合、ウイルスが体内に侵入して1~2日で発症するのに対し、新型コロナウイルスは平均5日の潜伏期間があるとされます。

この間に主要な感染経路の一つ、鼻や喉に付着したウイルスを減らせれば、感染リスクも低減できるのでは、と内科医の堀田先生は「みんなで鼻うがいプロジェクト」を提唱しておられます。
英エディンバラ大の研究によると、ウイルス性の風邪を発症してから48時間以内の患者では「食塩水で鼻うがいをした群」は 「鼻うがいをしない群」に比べて病気の期間が22%短く、家族八の感染が35%少なかった、さらに新型ではないが、季節性コロナウイルスにかかった患者だけを見ると、鼻うがい群の方が、3~4日、風邪の治りが早かったという結果が出ているそうです。
喉うがい
ウイルスや細菌が付着しやすいのが、上咽頭と呼ばれる部分で、PCR検査の際に綿棒を入れる所です。
ここはガラガラうがいでは届かない所なので、 鼻うがいが有効なのです。
ドラッグストアでも鼻うがいの道具があります。
当院でも取り扱っているものがありますので、ご希望の方はお声がけください。